月の輝く夜に
〜満月が水面に描いたアートたち〜

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木内 博 写真集『月の輝く夜に』84ページ
電子書籍
¥1,800(+ 税)
2024年9月30日(金)発売

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アジアを中心に人間ドキュメントを撮り続けてきた写真家、管洋志に師事した木内博が、4年以上をかけて撮りためたアート写真集。
撮影地は、写真家の地元である千葉の海、川、池をはじめ、高知の桂浜、沖縄や東北の海、野尻湖、諏訪湖、霧ヶ峰など。水面に反射する月の光は水の流れや波の大小で、その表情は大きく変わり、カメラのシャッタースピードでも様々に変化する。また、月の高度によっても色は劇的に変わる。水平線に近いほど赤やオレンジ、金色となり、高度が上がれば白っぽく銀色に見えてくる。刻々と変化する水面の月は、一夜のドラマである。本書の収録数は41点。その一点一点が、満月の描くアートの世界に浸らせてくれる。

[ 写真家・木内 博 ]
1956年長野県生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒。
1979年より写真家・管洋志氏のアシスタントとして経験を積み、1988年、有限会社「キャパ」を設立。
自然や文化、人々の生活をテーマに世界20数カ国を巡る。

主な写真展に「てぃーだ」(2002)、「月の輝く夜に」(2008)、「月の輝く夜にⅡ」(2012)、「100 人のアンニョンハセヨ」(2016)など。

日本写真家協会(JPS)会員。

好評既刊

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初沢克利 写真集『パリ・左岸 深夜の客』144ページ
¥3,600(+ 税)
2020年12月18日(金)発売
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ヘミングウェイも常連だった、パリ・左岸のモンパルナスにある創業1923年のカフェ・セレクト。
日本はもとよりパリでも活躍した写真家の初沢克利が、1972年にモンパルナスに住み始めてからの10年間、そして、帰国後もパリに通い、この店に出入りする客たちを撮り貯めた中から65点を厳選。
写真はすべてヴィンテージ写真のような趣のあるモノクロ写真。その一点一点が、数限りなくシャッターチャンスを取り逃がした結果に射止めた希少な一枚である。
1970年代のパリのカフェを記録した資料としても貴重。

[ 写真家・初沢克利 ]
早稲田大学仏文科中退、東京写真専門学院卒業。
1972年に渡仏する。モンパルナスに居住しながらパリの写真を撮りはじめ日本、フランスの広告界で活動する。

パリのモンパルナスにあるカフェ「セレクト」で撮ったパリの人々の写真を現地にて個展を開催する。

1983年帰国する。
「モンパルナス・深夜の客」/ 富士フォトサロン、「パリ・美し都の四半世紀」/ 三越恵比寿店、その他などで個展を開催する。

>写真集に『MONTPARNASSE-深夜の客』(シティ出版)、『パリ・美し都の四半世紀』(集英社)、『浅草 2011-2016 六区ブロードウェイ日本人の肖像』(春風社)などがある。『フジ子・ヘミング 我が心のパリ』(阪急コミニュケーションズ)にて写真を担当。

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『実践表現講座 演技の気持ち』 208ページ
相原幸典(著/文)
¥1,600(+ 税)
2019年11月25日発行
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演出、脚本、俳優、演技トレーナーと、多能な活躍ぶりを見せる著者の相原幸典が、ニューヨーク留学で開眼し、実践し続けてきた独自の演技メソッドを余すことなく伝授。俳優やアーティストを目指してオーディション突破を狙う若者だけでなく、発言やプレゼンテーションといった機会の多い社会人にも応用できる内容となっている。

著者:相原幸典(あいはら ゆきのり)
演出、脚本、俳優、演技トレーナー。梅光学院大学文学部特任教授。エイベックス・アーティストアカデミー東京校講師。舞夢プロ講師。1960年神奈川県平塚市生まれ。中央大学法学部法律学科中退。演劇を志して1980年に『劇団樹間舎』1期生となり、主に文学座退団後の木村光一が主宰する『地人会』の舞台に出演する。俳優としてのデビュー作は、『ラヴ~こころ、甘さに飢えて』(作・山田太一/演出・木村光一)。ニューヨークに留学して演技論を学び、独自の演劇メソッドを確立。以降、その実践により、数々のアーティストや俳優を育てている。03-ゴールデン劇場主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次
第1幕 明日、表現するあなた――藁にもすがりたい方へ
1 リハーサルをするかしないかで、あなたの評価が変わる
2 なぜ人は「あがる」のでしょう
3 発表する原稿を書きましょう
4 ウォーミングアップをするとオーディションに受かる
5 藁にもすがりたい方へのまとめ
第2幕 私の演劇論――相原の「演技の気持ち」
1 優秀なる表現者になるために
2 俳優における技術とは
第3幕 優秀なる表現者になるための8つのメソッド
1 台詞とは何か
2 ①音程メソッド
②スマートフォンメソッド
③メジャーメソッド(距離感を掴む方法)
④よい声メソッド(演劇的)
⑤欲求メソッド
⑥短冊メソッド
⑦コピー&ペーストメソッド
⑧音楽メソッド

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『すごい詩人の物語』288ページ
山之口貘(著/文)
¥1,800(+ 税)
2019年7月19日
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山之口貘(1903‐1963)。近代・現代を代表する沖縄生まれの詩人。貧乏のどん底で詩を書き続け、40年余りの詩人人生で198篇の作品しか残さなかった。貘の詩は、ほとんどが自身の生活をうたったものであり、それらは、住所不定の放浪生活を送っていた独身時代の前期と、妻子を背負っての新たな貧乏物語をうたった後期の作品とに大きく分けることができる。本書はこの点に着目して、198篇から135篇を選び、「住所不定」「結婚と暮らし」「故郷沖縄」「戦争風刺」「歌になった詩」の5章からなるアンソロジーとした。「住所不定」は前期の、「結婚と暮らし」は後期の作品で、本書の骨格をなすもの。続く「故郷沖縄」は、戦後の故郷の痛みに思いを馳せた作品であり、「戦争風刺」は、風刺詩人とも言われた貘の戦争への痛烈な批評を集めたもの、「歌になった詩」は、フォークシンガー・高田渡が中心となり、1988年にトリビュート・アルバムとして出したCD「詩人・山之口貘を歌う」に収録された作品である。既存の貘のアンソロジーと比べて詩の収録数が多いことに加え、一篇一篇の詩を丁寧に扱った美しいレイアウトも特長。詩論「詩とはなにか」、代表作である「鼻のある結論」「畳」などの詩が生まれた背景が描かれた自伝的小説3篇が収録されているのも、本書ならではの特典。

著者:山之口貘(やまのくち ばく)
1903年~1963年。沖縄生まれの詩人。1938年、第1詩集『思辨の苑』。1940年、第2詩集『山之口貘詩集』。1958年、『定本 山之口貘詩集』で第2回高村光太郎賞受賞。1963年、59歳で永眠。死の直前、詩業に対し沖縄タイムス賞が授与される。1964年、遺稿詩集『鮪に鰯』刊行。1975(~1976)年、『山之口貘全集』(全4巻)刊行、近年では、2013年に『新編 山之口貘全集』が刊行されている。

[書評掲載紙誌]
本の雑誌 11月号(2019-11-01)
埼玉新聞(2019-10-20)
福井新聞(2019-10-20)
山梨日日新聞(2019-10-20)
宮崎日日新聞(2019-10-20)
上毛新聞(2019-10-20)
神戸新聞(2019-10-20)
熊本日日新聞(2019-10-20)
京都新聞(2019-10-20)
愛媛新聞(2019-10-20)
福島民報(2019-10-19)
琉球新報(2019-10-13)
秋田魁新報(2019-10-13)
北國新聞(2019-10-12)
クレヨンハウス通信 11月号(2019-10-01)
ダ・ヴィンチ 10月号(2019-09-06)
沖縄タイムス(2019-08-31)
南日本新聞(2019-08-25)

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実践表現講座 演技の気持ち|2019年11月刊 |

すごい詩人の物語 山之口貘詩文集|2019年7月刊 |

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